GitHub(ギットハブ)とは、プログラムのコードやさまざまなファイルを、インターネット上で保存・共有できるサービスです。
ふつう、パソコンでファイルを作ると自分のパソコンの中にしか保存されませんが、GitHubを使うとインターネット上(クラウド)に保存できます。これにより、他のパソコンからでもアクセスできたり、世界中の人と一緒にプログラムを作ったりすることができます。
イメージとしては、「プログラムを書く人のための、高機能なファイルの保管庫」のようなものです。「Git(ギット)」というファイルの変更履歴を記録する仕組みを土台にしているため、「いつ」「誰が」「どこを」変更したかがすべて記録されます。間違えてファイルを書き換えてしまったり、前の状態に戻したくなったりしたときも、ゲームのセーブデータのように過去の状態へ正確に戻すことができます。
詳しくは GitHub 公式サイト や GitHub 公式ドキュメント を参照してください。
創始者と現在のトップ
GitHubは2008年に、トム・プレストン=ワーナー、クリス・ワンストラト、PJ・ハイエットといったエンジニアたちによって生み出されました。彼ら自身が「プログラムのコードをもっと簡単に共有したい」と考えたことが開発のきっかけです。
その後、会社が大きく成長しマイクロソフトの仲間入りをした現在では、トーマス・ドムケ(Thomas Dohmke)がトップ(CEO)としてサービス全体を引っ張っています。
GitHubの主な歴史(年表)
GitHubは、エンジニアたちが「もっと簡単にプログラムを共有したい」という思いから開発をスタートし、現在では世界最大のプログラム保管庫に成長しました。
- 2008年: アメリカでサービスが開始されました。
- 2018年: Windowsなどで知られるマイクロソフト(Microsoft)社の仲間入りをしました。
- 2019年: 「GitHub Actions(ギットハブ アクションズ)」という、プログラムのテストや公開作業を自動でやってくれるロボットのような便利機能が追加されました。
- 2021年: 「GitHub Copilot(ギットハブ コパイロット)」という、AIがプログラムを書くのを手伝ってくれる機能が登場し、開発をさらに効率化できるようになりました。
無料プランと有料プランの違い
GitHubには無料で使えるプランと、有料のプランがあります。個人の趣味や勉強で使う分には、無料プランで十分すぎるほどの機能がそろっています。自分のプログラムを世界に公開することも、誰にも見せない秘密の保管庫(プライベートリポジトリといいます)を作ることも無料でできます。
では有料プラン(ProやTeamなど)は何が違うのかというと、「会社や大きなチームでの開発」に向けた便利な機能が追加されます。たとえば、先ほど紹介した自動化ロボット(GitHub Actions)を動かせる時間が大幅に増えたり、プログラムの弱点を見つける強力なセキュリティ機能が追加されたりします。
イメージとしては、無料プランが「一人暮らしや少人数にぴったりな、設備の整ったマンション」、有料プランが「警備員が常駐していて会議室もたくさんある、企業向けの大きなオフィスビル」のような違いです。
プランごとのくわしい違いは GitHub の料金プランページ を参照してください。
このサイトでの使われ方
このサイトを構成するプログラム(ソースコード)も、すべてGitHub上で管理されています。 記事を追加したり、サイトの機能を変更したりしてGitHubに変更内容を保存(プッシュ)すると、その変更を自動的に検知してサイトを更新する仕組みが構築されています。変更履歴がすべて残るため、いつどのような機能が追加されたのかを後から確認するのにも役立っています。